「知識・見識・胆識」

今週も元気に力いっぱいいきましょう!

みなさん!胆は坐っていますか!

「胆識」とは:

知識のレベルの最上位の状態で、

知識(雑識)->見識->胆識
知識:記憶しているだけ
見識:知識に志が結びついて、道徳的・心理的な判断ができる状態
胆識:物事を現実に処理するために、見識に決断力(勇気)の伴った状態

ということです。

今日は胆識を知るのにおすすめの書籍をご紹介します。

何百回読んだかわからないほど読んだ吉沢座右の書の筆頭です。
「活眼 活学」安岡正篤先生
[新装版]活眼 活学(PHP文庫) [新装版]活眼 活学(PHP文庫)
安岡 正篤

かいつまんでキーワードを並べます。

・肉眼と心眼 — 目で見えるものはほんのわずかであること
・潜在エネルギーと顕在エネルギー
・知識・見識・胆識 — 胆識とは
・器量人と応待辞令
・切磋琢磨の三原則 — 物事のみかた、人のみかた
・宿命・運命・知命・立命
・日用心法
・その他

胆識は、実践でしか身につかない。
どっしりと構えて、有事にも悠々と行動できる人になるために
胆識を知り、鍛えましょう!

◆今日の一言

「知識・見識・胆識」

知識というものは、薄っぺらな大脳皮質の作用だけで得られます。
学校へ行って講義を聞いているだけでも、
あるいは参考書を読むだけでも得ることが出来ます。

しかし、これは人間の信念とか行動力にはなりません。
知識というものにもっと根本的なもの、もっと権威のあるものが加わらないと、
知識というものも役に立たない。

それは何かといえば見識です。
事に当たってこれを解決しようとする時に、こうしよう、
こうでなければならぬという判断は、人格、体験、あるいは
そこから得た悟りなどが内容となって出てきます。これが見識です。

そして決断力、実行力を持った見識が胆識となる。

安岡正篤

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