おはようございます!BAISOKUの吉沢です。
「論語」の第一節は
子曰く、
学びて時に之を習ふ。亦説(よろこ)ばしからずや。
朋有り、遠方より来る。亦楽しからずや。
人知らずして慍(いきど)おらず、亦君子ならずや。
で始まります。
有名な章句なのでご存知の方も多いでしょう。
安岡定子先生の訳によると:
学習したことを反復して、身につける。なんと嬉しいことか。
同じ志を持つ友人がやってきて語り合える。なんと楽しいことか。
誰も自分の実力を理解してくれなくても不平不満に思わない。
これこそが君子ではないか。
(安岡定子の心を育むこども論語塾 第二集より)
と、あります。
学びて時に之を習ふ、の「習」という字は、
ひな鳥が羽をバタバタして羽の裏の白いところが見える、
という文字の成り立ちで
飛びたつ練習をするために反復していること、
という意味だそうです。
たしかに、子供たちを見ていると、昨日できなかったことが
今日できるようになる。
たとえば、サッカーのリフティングをつづけて10回もできなかった子が、
毎日毎日練習をして今日は10回、明日は20回、と
できるようになってくると、どんどん顔が輝いて
もっともっとできるようになってきます。
大人でもそうではないでしょうか。
大人になったからといって、成長を止めてしまっている人が
何と多いことか。
私など、まだまだ延び代(のびしろ)があると思って生きています。
この年になっても、できる事が増えたり、
よりよい仕事ができるようになったときの喜びは、
子どもがサッカーできるようになったときと変わりません。
自分の可能性をあきらめないで、成長し続けていきましょう!
そして、喜びのいい人生を送りましょう!!
人間死ぬまで勉強、死ぬまで成長!!
◆今日の一言
青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
(中略)
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
サミュエル・ウルマン