BAISOKUです。
さて、前回に引き続き、「読んでみたいけど時間がない!」という方のために、<ダイジェスト版>『ITシステム導入で全社員が利益づくりのプロに育つ ~失敗しないITシステム入門講座~』の内容を一部抜粋してまとめた、その第3章です。まだお読みいただいていない方にもどんな内容か?ご一読いただればと思います。
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┃第3章:データベースのグラフを見るだけで社員が利益拡大行動を起こす
◆コロナ大不況の中でも勝ち続けていく異次元の『強い会社づくり』
この第3章ではITシステムを使った、さらにレベルの高い『データを使った科学的な経営』について分かりやすく解説します。
1.不要なデータを排除して、必要なデータだけを見せる
「数字をじっくり見て分析することが得意です!」という社員は滅多にいません。優れたITシステムは、数字が苦手な人でも直感的にデータを分析ができるように、必要のない数値は隠して、利益の追求に必要な重要なデータだけが見えるようになっています。
2.社員全員が最新の『会社全体の粗利金額』と『粗利率』を見ながら仕事に取り組む
グラフはある会社のITシステムのTOP画面です。
①月別の粗利金額(スループット)― 緑色
⑥月別の粗利率(スループット率)― 白い線
⑦月別の仕入れ/外注費 ― 青色
これらが一目で分かるようになっています。
④の赤い線は、同社が目指す『今期の目標粗利率』です。
この会社の社員は粗利金額が低めに推移していると判断すると、「7月後半の仕入れを少し抑えよう」「工場長に外注予定のものを社内生産に切り替えられることができないか検討してもらおう」と考えます。
3.『平均の力』で最大の利益を生み出す会社づくり
ポイントは、「バラツキを小さくすることが、利益の最大化につながる」という点です。
この会社は『平均の力』を大切にしています。粗利金額、粗利率、売上高の折れ線グラフが、極端に高い山になったり、極端に深い谷になったりするような不安定な経営は目指していません。数値の乱高下が小さく、できるだけまっすぐで、緩やかな成長直線を描ける会社が『本当に力のある会社』『継続的に利益を出し続ける会社』なのです。
◆仕入れ先、お客様と共に伸びる会社づくり
このような環境の中で仕事をしていると、自然に『データを見る目』『データを分析する力』が養われて、社員がレベルアップしていきます。すると、自社のお客様、仕入れ先/協力会社を見る目もレベルアップしていくのです。
私はITシステムの導入時に、『仕入れ先/お得意様と、共に育つ、共に成長する』という考え方を取り入れるべきだと考えています。
しかし、多くの会社では、『仕入れ先/協力会社/得意先』のデータベース化が進んでいません。ネットワーク型組織の中心に置くITシステムのデータベースに、『仕入れ先情報/協力会社情報/お得意先情報』を追加して、それらの『見える化』を推進しましょう。仕入れ先各社やお得意先各社の得意なこと、ユニークな特徴をデータベースに入れていきましょう。
多くの社員がそのデータを見ることで、担当者だけでは全く気付かなかった『新しい協業』『新しい市場への販路拡大』『新商品のアイデア』などが、次々に浮かんでくるようになるのです。
以上、第3章:データベースのグラフを見るだけで社員が利益拡大行動を起こす より。
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著 者: 吉沢 和雄
発売日: 2020年9月10日
価 格: 本体900円+税
仕 様: A5・79ページ
発 行: 株式会社BAISOKU
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