時には痛むことも大事

6月10日は、母の80歳の誕生日でした。
私は3人兄弟で、孫が9人、ひ孫が現在2人。
週末に、みんな勢揃いしての傘寿の誕生会は大盛り上がり。

娘(母にとっては孫)が、習字で「ばーちゃん」に感謝の言葉を

贈ったり、いい誕生会になりました。

私達兄弟を、苦労しながら育てあげてくれた母には
感謝しても、し尽すことはできませんが、
心から大感謝の一日でした。

さて、その母が、最近ギックリ腰を患ったとのことで、
腰痛で苦しんだ私としては、その辛さが文字通り「痛いほど」わかる。

母は、以前にもヘルニアの手術をしたことがあったのですが、
当時は私自身がそれほどひどい腰痛持ちではなかったので、
たいへんだな、とは思いましたが、
その辛さを本当の意味でわかってやれてはいませんでした。

今回は、自分がたいへんな想いをした後ですから、
自然に腰をさすってあげたり、いたわりの言葉をかけてやれたり、と、
相手の立場に自分をおいて、思いやれるんですね。

あ、痛むということも、あながち悪い事ばかりじゃないな、と
思いました。

自分が痛むと、人の痛みがわかる。
人の痛みがわかると、優しくなれる。

たまには痛むのもいいものです。

◆今日の一言

悲しみを とおさないと 見せて いただけない 世界がある

東井義雄

スピードアップコンサルティングのBAISOKU
代表取締役 吉沢 和雄