自力で就職する!

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

街で袴姿の女性をみかけるようになりました。
大学の卒業式の季節ですね。

社会に巣立っていく若者もいれば、まだ就職が決まって
いなくて就職活動真っ最中、という人もいるようです。

当社にも、一日に何件も何件も、
人材系の企業から営業の電話がかかります。

一昔前は、人材紹介といえば、米国流のヘッドハンティングで
仕事ができる人が、さらに好条件をもとめて
会社を移る、というのが定番でしたが、
今や、新卒の学生さんの人材紹介も一般的になってきました。

人材系の企業がそこにビジネスチャンスを見出すのはよいのですが、
学生さんには、
自分の就職くらい自分で決めんか!といいたいです。

親や教師におんぶにだっこで20年以上も世話になって、
やっと社会に出て恩返しするときがきたというのに、
今度は就職まで他人の世話になる、

「こんな会社に就職したい」といえば、アドバイザーが
よろしく見つけてきてくれて、企業に売り込んでくれる。

面談まで同席してくれて、長所をアピールしてくれる。

「おまえ、少し自分で自分の人生なんとかせんか!」です。

そんな人間に企業が紹介料を何十万円もはらってでも
就職してほしいと思うでしょうか。

しかも、いったん社員にすると、最低3年は教育して育てなければ
いけません。何千万円もの投資です。

就活中の学生さんも真剣勝負でしょうが、企業のほうは
もっともっと真剣勝負です。

特に小さい会社、従業員の少ない会社においては、
その人一人入社させることが、全体の会社経営において
インパクトが大きいからです。

BAISOKUでは、自分で直接電話をかけてきた勇気ある(?)学生さんには
基本的に会って面談するようにしています。

自分の一生を決める大きな決断です。

ぜひ、学生さんには自分の眼で、頭で、考えて
就職先を決めてほしいと思います。

自分の人生、自分で道筋つける!

◆今日の一言

職業の選択

職業の選択にあたっていちばん大事なことは、
収入の多少ということよりも、むしろ自分がどこまで全力を挙げて
それと取り組めるかどうかということではないでしょうか。
要するに、いわゆる利益や収入を第一と考えないばかりか、
いわゆる世間的な体裁とか評判などに惑わされないということが、
根本的に大事な点だと思うのです。

森信三