プロは言い訳をしない!

おはようございます!倍速開発の吉沢です。

先日、こころにグッとくる話をききました。

現在、脳神経外科のスペシャリストとして名高い医師が、
若き頃その師匠とした会話です。


師匠のもとで修行をつづける医師に、腑に落ちないことがひとつだけあった。

脳卒中で運ばれてくる患者を執刀する中で、どうしても手遅れなどにより
患者がなくなることがある。

そんなとき、師匠の医師は必ず
「力及ばず申し訳ありませんでした」
と家族に謝った。それは手の施しようがない場合でも変わらなかったという。

若い医師は合点がいかず
「それはおかしい。こっちは何も悪いことをしていない。
そんなに謝っていると、こっちに医療ミスがあったように思われたら困るじゃないですか」
と食ってかかった。

師匠の医師は厳しい顔つきになってこう言った。
「それは医者の論理だぞ、助けて欲しいから、ここに来たんだろう。
助けられないのは俺たちの力がないからだ」

日ごろ仕事をしている中で、うまくいかないことは多々あります。

自分が最高に努力しているにもかかわらず、
どうしても思うような結果が出ないとき、
ついつい環境のせい、相手のせい、何かのせいにしてしまいがちです。

が、どうでしょう?本当に自分以外のなにかのせいなのでしょうか。
そしてそうだったとしたら、しょうがない、と
うまくいかなかった結果を受け入れていいのでしょうか。

わたしは、プロというものは言い訳してはならない、と思います。

プロである以上、依頼され、頼られ、信頼されている以上、
期待を超える結果をださなくてはいけない。

すくなくともその覚悟と信念をもって、仕事にあたらねばならない、と
思うのです。

今日もお客様のお客様を増やす!その覚悟をもって
真剣勝負の仕事をします!!

◆今日の一言

プロ論

相撲取りは、明日の取り組みで勝つことに全力を尽くします。
「どうやって投げてやろうか」と、ずっと考えています。
普通の人が「どうやって相手を投げようか」と始終考えていると問題ですが、
相撲取りが考えないのはもっと問題です。
自分の仕事は何か、自分は立派なプロの○○だ、これをビッチリ見極めて、
そのことに没頭する、そのことを突き詰めるのです。
私は、人さまに対して、プロではない、と言っているのではありません。
ただ、プロに気づいていない、覚悟がないことをいささかもったいないと思うのです。
プロの意識を持ち、プロの覚悟を決めること。
「私はプロですから、こんなことは当たり前です」と言えるようになると、
たいがいのことは怖くありません。

斎藤一人さん