春分の日はなぜ祝日か?

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

昨日(3月21日)は春分の日(祝日)でした。

昼と夜の長さが同じ、とされています。
この日の前後7日間がお彼岸ですね。

春分の日を過ぎると、いよいよ春本番、陽も長くなり、
桜の開花のニュースも聞かれ始め、
気分も軽やかになるころです。

確かに古来、寒い冬が終わって生命が活動しはじめる春がくる、
というのはめでたい事とされてきたのでしょうが、
春分、という天文学の現象が国民の祝日になる、というのは
不思議な気がしますね。

実は、もともと春分の日は「春季皇霊祭」という名称の祭日でした。

歴代天皇や主たる皇族の忌日を春と秋に纏め(まとめ)奉祀したもので
我々国民でいうところのの彼岸の先祖供養に相当する祭儀です。

戦後、改称されて「春分の日」となったのです。

今でも、宮中では「春季皇霊祭」行事が執り行われていて、
宮内庁のホームページにも掲載されています。
http://www.kunaicho.go.jp/about/gokomu/kyuchu/saishi/saishi01.html

我々も、この国をつくってきてくれたご先祖に感謝して
次の世代にこのよき日本をバトンタッチできるよう、
しっかり働きましょう!

◆今日の一言

祖先を顧みようとしない人々は、子孫のことも考えまい

エドマンド・バーク
(イギリスの政治家・史論家 )