出ていくものよりも入ってこないものを憂う!

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

消費税のところでも書きましたが、
人は、自分の財布からお金が出ていくことには敏感に
反応しますが、
そもそも自分のお財布に入ってくるべきお金が
入ってこないことには気づかないものです。

もしも、道端であなたのお財布から1万円札が風にとばされたら
必死になって追いかけるでしょう。

しかし、毎日の生活のなかで、もっとお金を稼げるようになる
可能性があるのに、それを見つけて行動して収入を増やそう、
と思っている人はほとんどいません。

ちなみに、収入を増やす、ということは、
本業で稼ぐ、ということです。
会社に隠れて副業をやったり、株やその他投資で儲ける、
というようなことではありません。

仕事を「こなす」のではなく、真剣に対峙して取り組んでみてください。

言われた仕事だけをやるのではなく、何かプラスαできないか
創意工夫してみてください。

お客様や上司が何を考え、何を欲しているのか、
どうしたら喜ばれるかを徹底的に考えて、行動してみてください。

仕事で今以上の結果を出せば、かならずやそれは自分に対価として
戻ってきます。

お客様や上司の眼は節穴ではありません。きちんとあなたの仕事を
評価するはずです。

経済は循環です。
お金も、少なく稼いで少なく使うより、多く稼いでその分使える選択肢を
増やしたほうが、生活は豊かに、そして、経済も潤います。

月々何百円分かの消費税を節約することもいいですが、
その分仕事でしっかり頭をつかって、収入を増やして、
所得税もしっかり納めて、国家に貢献しましょう!

◆今日の一言

プロの商人は、プロである以上、いつもお金儲けのことを
考えていないければならないのです。
相撲取りは、明日の取り組みで勝つことに全力を尽くします。
「どうやって投げてやろうか」と、ずっと考えています。
普通の人が始終考えていると問題ですが、
相撲取りが考えないのはもっと問題です。
自分の仕事は何か、自分は立派なプロの○○だ、これをビッチリ見極めて、
そのことに没頭する、そのことを突き詰めるのです。
私は、人さまに対して、プロではない、と言っているのではありません。
ただ、プロに気づいていない、覚悟がないことを
いささかもったいないと思うのです。
プロの意識を持ち、プロの覚悟を決めること。
「私はプロですから、こんなことは当たり前です」と言えるようになると、
たいがいのことは怖くありません。

斎藤一人さん