極度の負けず嫌い

私は「極度の」負けず嫌いです。

小さい時から人に負けるのが絶対に嫌でしたし、
いつも一番でなければ気がすみませんでした。

典型的な「お山の大将」で、正直言って「いじめっこ」でした。
ケンカはしょっちゅうでいつもどこかしこに
怪我をしていましたね。
でも、年下のコや弱いものいじめはしたことがありませんよ。

こういう性格なので、人に頭を下げることが大嫌い。

仕事でも、会社勤めをしていたときから、
上司や同僚に文句を言わせないように誰よりも完璧な仕事をしてきました。
いまだかつて自分のミスで上司やお客様に叱られたことは一度もありません。

ずいぶん前になりますが、サラリーマン時代に、
部下が不具合を含んだシステムを次工程に回してしまったために
他社のテスト(検証)担当から呼び出されて

こっぴどく文句を言われたことがあります。

不具合をだしてしまったのは申し訳ないことで、

迅速に、誠意をもって対応し、きちんと謝りましたが、
「障害を見つけるためにあんたたちテストチームがいるんでしょ」と
返す刀で一言切り返してやりました。
言われっぱなしでは気が済みませんでしたから。

これだけ言うとずいぶん傲慢に聞こえるかもしれませんが、
私は人から文句を言われないように、ミスをしないように、
どんな仕事でも、万全の準備を整え、それはそれは緻密に丁寧に
コツコツと仕事をし、入念に自分の仕事の確認を行います。

でもここは人には見えないところなので、なかなかそうは思ってもらえないですね。

この負けず嫌いの性格は、他人に対してだけではなく、
自分に対してもそうです。

いつも自分と対峙して、なまくらな自分に勝つ!(喝!)と思っています。

結局自分の最大の敵は「自分」です。

◆今日の一言

「敵は誰ですか?『私』です」

「自分に負けている人は
 他人に勝てるわけがありません」

原田隆史

スピードアップコンサルティングのBAISOKU
代表取締役 吉沢和雄