人間の幅は読書で決まる

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

毎々口をすっぱくして言っていますが、本を読みましょう!

一冊の本には、作者が何十年もかかって学んできたことが詰まっています。
たかだか1500円やそこらで、人間の何十年の叡智が手に入る、
お得だと思いませんか?

社員とも、本を読むことを通じていろいろな話をします。

スタディの教材「論語に学ぶ」を一項読み終えて・・・

吉沢:「はい。じゃあ、K君はここから何を読み取りましたか?」

K君:「!?(えっ)」


(K君悩み中 5秒ほど)


吉沢:「はい、出ないよね」

K君:「書いてあることは分かっても、読み取るというのが・・・」

吉沢:「それはそういうふうに(字面だけ)読んでいるから。
 本の字面だけ読んでも何の意味もないんですよ」

K君:「はい…」

吉沢:「その読み方じゃあ何千冊読んでも学べないよ。意味がない」
「この一行から何がなんでも一つはつかむぞ!って気持ちで読まないと」
     「書いてある文章読むだけなら誰でも読める。
     そこから何を学ぶかが重要なんですね!」

一同:「はい・・・」

BAISOKUでは、とにかく本を読むことを奨励しています。

吉沢をはじめ、社員全員が「心に響いた、感動した本」を推薦し、
会社でその本を用意し、「感動図書館」として社内で貸出しています。

ただ、本を読んでも、そこに書いてある文字を読むだけでは全く意味がないのです。
それを暗記しても、数日後には忘れてしまうでしょう。

大事なのは「今の自分」なりに要約し、何かをつかみ、学ぶということです。
そして、それを日々の行動に活かしていきます。

あとでもう一度読み返した時に、前回とは違う意味に気付くということが、
自分が成長した、ということなのです。

★吉沢流本の読み方

・全身全霊を傾けて読む
・作者に敬意を表して読む
・何かを得ようとして読む
・作者はこの本を通じて私に何を伝えようとしているのかを探ってよむ
・この本との出逢いを通じて自分は何を学ばなければいけないか、
 何に気づかなければいけないかを考えながら読む
・よいと思った本は7回以上読む

・読みっぱなしにしない
・読んだあと、紙一枚にまとめる

「量」を読むのも必要ですが、何よりも読書の「質」を高めましょう!

そして、人間の幅を広めましょう!

◆今日の一言

人間の幅は読書で決まる

いやしくも自分の前途を展望して、将来ひとかどの人物になって活躍しようと思うなら、
今日から遠大な志を立てて、大いに書物を読まねばならぬでしょう。
それというのも、一人の人間の持つ世界の広さ深さは、
要するにその人の読書の広さ深さに、比例すると言ってもよいからです。

森信三