こんにちは!BAISOKUの吉沢です。
「どうして起業したんですか?」とよく聞かれます。
もともと、会社員時代から、「雇われている」という感覚はなく、
自分が社長のつもりで全身全霊仕事に打ち込んできました。
自分で言うのも何なんですが、
会社で一番結果を出していました(=一番利益をあげていました)。
率いるプロジェクトは常にダントツの成果をあげていましたから、
プロジェクト評価は最高で(プラチナ賞、といった賞の常連受賞者でした)、
毎度その賞金で部下と打ち上げに行ったものです。
いつもがんばってともにプロジェクトを成功させた部下には、
きちんとその分対価として給与や賞与で還元したいと
常々思っていました。
自分自身、数字にはシビアでしたから、
私のプロジェクトでいくら売りあがっていていくらの粗利がでていて、
会社への貢献度はどれくらいか、ということも全てわかっていましたから、
ある日、正当なる数字をもって、会社に交渉しました。
が、結果は・・・。
「吉沢さんのチームの成果はわかる、が、会社の財布はひとつなんだよ。
だから利益をまるまる分配することはできないのだ」
という回答。
会社としてはもっともな言い分だと理解はできましたが、
そこに一抹の不条理さを感じたことは否めませんでした。
そして、がんばった人、成果を出したひとには応分の対価をフェアに
還元できる、そんな組織をつくる、と決めたのです。
このことだけではありませんが、いくつかの事象が重なって
二十一世紀目前の2000年に会社を退職し、起業することとなったのです。