おはようございます!BAISOKUの吉沢です。
「六然」という言葉を知っていますか?
敬愛する安岡正篤先生が座右の銘としたと言われる言葉です。
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「六然」
◆自処超然
自分自身に関しては、世俗の物事にとらわれないようにすること
◆処人藹然(あいぜん)
人に接しては、相手を楽しませ心地よくさせること
◆有事斬然(ざんぜん)
何か事がある時は、ぐずぐずしないできびきびとやること
◆無事澄然(ちょうぜん)
何も事がない時は、水のように澄んだ気でいること
◆得意澹然(たんぜん)
得意な時ほど、静かで安らかな気持ちでいること
◆失意泰然(たいぜん)
失意の時にも、泰然自若としていること
明 崔後渠(さいこうきょ)
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わたしはいつも自分を省みるにこの6つができておるか、
いや、できていないまでも、このようにあろうとしているか、を
考えます。
以前ご紹介した「六中感 」
と合せて、いつまでも大事にしたい詞です。
有事斬然!
何か問題があっても、うろうろ、うじうじしている暇はありません。
人生は一度!
きびきび対応していきましょう!!
◆今日の一言
人物の応対辞令という言葉がありますが、
応対というのは、いろいろな問題に応じてきびきびと処理してゆくことであり、
辞令とは事に対して自分の考えを適確に表現してゆくことです。
この応対辞令は大変大事でありますが、俄か仕立てではどうにもなりません。
結局平素の修業に俟(ま)つほかはないのであります。
安岡正篤