倍速DXです。
ECサイトを立ち上げて商流に引きづられることなく商品を販売する。個人でも安価にスタートできる自由なショップ運営ができるようになり久しいですが、商材によって多様な悩み事、課題があるのではないでしょうか?
今回は、賞味期限の短いスイーツ系の複数ECサイトを一括管理し、業務をスムーズにした、倍速DXオリジナルのシステムについて、強化ポイントをインタビュー形式でご紹介します。
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| 常温・クールだけじゃない!ナマものの宿命…
A(倍速DX): 今回のポイントは、1つのオーダーに対して、常温・冷蔵・冷凍、送料前払い、着払、コレクト、等の組み合わせが発生するヤマトの送付状出力に対応していることです。
Q: この業務フローにした場合、各ECサイトからCSVをダウンロードして、一旦システムにアップロードし直すのが手間かもしれないということがあったのですが、そのあたりは、ルーティン作業として浸透した感じでしょうか?
A(倍速DX): ECサイトによってはダウンロードファイルの項目数やダウンロードできる内容に差異があるのですが、システムで差異をうまく変換して取り込めるようにしたことでストレスなくアップロードできるようになりました。
※一つのCSVのフォーマットに統一することで対応
Q: 出荷状況、売上、在庫等がリアルタイムで把握できる、伝票発行作業が1回で済む・・・などは実現できてるでしょうか?
A(倍速DX): はい。これはしっかり実現できています。
| 仕入・在庫管理はどうなったのだろう?
Q: 仕入管理のムダムリムラはある程度解消している?
A(倍速DX): そうですね。一目で在庫数(製品だけでなく、資材も)がわかるので、発注担当者からは喜ばれていると思います。
Q: このほか、今回作成した機能について教えてください。
A(倍速DX): ざっくりになりますが、以下が主な機能になっています。
・製造数
製品別、月別の計画/実績/差異を俯瞰してみることができる。
期間内(検索期間)の平均製造数についても算出。
季節性の高い製品等を知ることができる
(季節変動については、Zチャート分析で移動年計をもちいて分析)
・入出庫数
製品別、月別の計画/実績/差異を俯瞰してみることができる、かつ、「棚卸」数量で在庫数を確認できる。
ここで、在庫状況の推移をみることができる
期間内(検索期間)の平均入出庫数についても算出。
・リピーター数(率)
・リピート率
リピート率は、新規顧客がどのくらいの割合でリピートしているのかを示すのに対して、リピーター率は総顧客数のうちリピーターがどのくらい存在するかを示した値です。 計算式では、 リピート率は「新規顧客数」で割るのに対し、リピーター率は「総顧客数」で割って値を出します 。
この値が低いともっと顧客をフォローしなくてはいけない、ということになります。
一般的に新規顧客の獲得労力は既存顧客にリピートしてもらうのの5倍と言われています。
最近、ECで会員登録した人を対象にキャンペーンしているので少し上昇傾向かと思われます。
・売上/EC別
EC別の売上数(金額)。EC別の商品構成等を検討
・売上/広告別(広告の効果測定)
EC別に、広告を打った商品の売れ行きを算出。
・売上/商品別
ABCランキング分析で、売れ筋死に筋を判断。
売れ筋に注力してマーケティング施策に反映
・売上Zチャート
季節性のある商品等について単月のデータだけでは把握しづらい数値の推移や傾向を、
単月、累計、移動合計の3つのデータを使って示す。
売上の推移を把握するのに使用。
・売上対前年比
Q: ナマモノ系の食品は、原料の賞味期限が短いので、原料の管理と生産調整が難しいと伺っていました。
特に、「生産系」の機能はスゴく役に立ってると予想するのですが、そのあたり、いかがでしょうか???
A(倍速DX):
・日別換算在庫表
これは、製品別に1日あたりの平均出荷量を算出して、在庫数から、あと何日分の在庫をもっているか、と算出するものです。
例)生シュークリームの在庫が124個あって、1日あたりの平均出荷量が145.6個だとすると、あと0.8日分の在庫というのがわかります。
・製品必要数(所要量計算)
これは、例えば今日発送する予定の注文のデータをもとに、どの製品がいくつ必要か(どの資材がいくつ必要か)を計算するものです。
これはどちらかというと、工場で出荷準備をする際にまとめて製品と資材を準備できるので生産効率アップ!です。
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いかがでしたでしょうか?お客さまの状況を把握して、細やかに機能設定しているのがお分かりいただけたかと思います。
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