会社の辞め方

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

いつも思うことなのですが、起業を志す人にお伝えしたいことがあります。

それは「会社の辞め方」です。

最低限、自分に会社が投資してくれた、お金と、人と、時間は
きちんと会社にお返ししてから退職するべきです。

新卒の場合、三年間は会社は社員に投資していて、元はとれていません。
会社に「借り」がある間は、軽々に退職すべきではないと考えます。
これはご恩と感謝、という点からも大事なことです。
「投げたものは返ってくる」のですから。

私の場合、数字面では会社にプラスの貢献ができていましたが、それでも
会社に退職の承諾を得てから、1年かけて業務やお客様の引継をおこない、
満を持して退職の運びとしました。

起業にあたって、もうひとつ大事なことがあります。
それは、前職の資産(社員、お客様、仕事等)を、
新しい会社に一切もっていかない、ということです。

いくらお客様から引き続き吉沢に仕事を出したいと言われようと、
誠心誠意、真心を尽くして引継をし、
いくら部下がついていきますと言おうと、ただの一人として連れてはいかない。

あたりまえすぎるくらいあたりまえのことですし、
第一、そんなことするくらいなら起業しないほうがましです。
自分の力で一から勝負する。これは私の美学でもあります。

何事も徹底するのが私の性分なのですが、
起業に際しては、開発の分野まで変えました。

それまで、私の得意分野はファームウェア、通信機器(通信プロトコル)、組み込みOS、
クライアントサーバ型の業務アプリケーション等でした。
常に難易度が高いもの、誰も手をあげたがらないものに挑戦してきました。

当時、ちょうどインターネットが出始めの頃で、
これからはWebアプリケーションだ!そして開発言語は
プラットフォームを選ばないJava言語だ!!とピンときたこともあり、
それまでウェブのウの字も、JavaのJの字もしらなかったのに
Java言語に特化したWebアプリケーション開発専門の会社にする!
と決めたのです。

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