おじぎ草に学ぶ

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

みなさん、おじぎ草という植物を知っていますか?

先日、社員が鉢植えを買ってきて、デスクにおいていました。

実は、わたしは知っていることはとことん知っているけど、
知らないことはほとんど知りません。

おじぎ草というものの存在もその時まで知りませんでした。
見たこともなければ聞いたこともない。

社員が見せてくれたときも、
「ふーん、癒しのグリーンか・・・。」ぐらいに思っていましたが、
葉っぱを触ると葉を丸めて閉じ、
茎が折れ曲がってお辞儀するではありませんか!

「え~~~!!!」(今風にいうと「じぇじぇじぇじぇ(‘jjjj’) !」でしょうか)

驚愕でした。

なぜなら、植物には神経も筋肉もないのに、なんでおじぎするのか???

帰宅してこどもたちに話をしておおいに盛り上がりました。

自然界は不思議に満ちています。
そういえば、何十メートルもある大木が、どうやって、木のいちばん上まで
水分を吸い上げているのかは、まだ解明されていないそうです。
もし、その仕組みが明らかになったら、動力(電気など)を使わないで
水を移動できるようになりますね。

おじぎ草がなぜおじぎをするのか、
インターネットで調べてみると、いろいろとメカニズムがあるようですが、
わたしには、驕った人間に、謙虚さを教えてくれているように
思えてなりません。

この世にあるすべてのものは、何か意味があって存在する。

それはみなさんも、私もです。

天命を生きましょう!

◆今日の一言

天地発して人間の心となる

人間の心というものは、天地・自然が人間を通じて立てたものである。
天地・自然は何億年、何千年かかっていろいろな動植物をつくってきて、
最後に人間をつくった。
その人間が50万年もかかって、高邁な精神的存在、
すなわち心を発達させ、人間らしくなった。
したがってわれわれが心を持っているということは、言い換えれば、
天地が心を持っているということだ。われわれの心は天地の心だ。
天地が発してわれわれの心になっている。

安岡正篤