BAISOKUの吉沢です。
「確率」というと、
「あ、苦手・・・」と思われる方も多いと思います。
が、それではもったいない!というお話をしたいと思います。
これまで、データの活用についていくつか投稿してきましたが、
重要なのは、データ分析そのものが目的ではなくて、それを「行動につなげる」ということです。
それには、データから未来を予測して、未来を読む力が必要になります。
それに欠かせないのが「確率」なのです。
データをいくら分析しても、分析結果は過去のものです。
そこで、過去や現在のデータから未来を予測したり、
全体の一部から、全体を予測するために「確率」が必要になってきます。
ご安心ください。難しいものではありません。これだけわかっていればOKです。
「コインを投げて、表が出る確率は?」
表と裏が同じように出るとしたら、答えは1/2、50%ですね。
この基本さえ押さえていれば大丈夫。
では、実際にやってみましょう。
A社はテレアポで新規顧客訪問件数を増やすことにしました。
第一週目の結果は次の通りでした。
・電話をかけた件数 300件
・訪問対象となる人(キーマン)につながった件数 60件
・アポイントがとれた件数 8件
この場合、
・キーマンにつながる確率は:60/300=20%
→[5回]電話をすれば、そのうち1回はキーマンにつながる
・アポイントが取れた確率は:10/60=16%
→キーマン[6人]と話せればそのうち1回はアポイントがとれる
そうすると、5x6=30で、30コールに1回はアポイントがとれる、
と予測できます。
仮に10件新規顧客訪問しようとする場合、300コール必要となり、
そこから人員配置や時間配分を組み立てることができますね。
または、そもそもテレアポでは割に合わないのでやらない、という
選択肢もあります。
「確率」を味方につけて、未来を予測して、経営に役立てましょう!
そうは言っても何から手を付けていいかわからない。
自社でデータ分析なんてできない!面倒!!というかたは、
BAISOKUにご用命ください。
または、「こんなことできるの?」「どんな効果があるの?」等
ご相談も承っています。
「IT武器メーカー」のBAISOKU
代表取締役 吉沢和雄
http://baisoku.co.jp/
TEL 03-6907-3904
FAX 03-6907-3704
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