「IT」は情報技術だけではない
「IT」は「Information Technology」の略で、直訳すると「情報技術」。GoogleやYahoo!ニュースのような「情報」を取り扱うことのように感じる人もいるかもしれないが、現代におけるITは、会社でいえば、会社を構成する情報伝達の経路、パスであり、会社を形作る構造体であり、また、会社を支えるベースとなる土台である、ともいえる。
また、よく言われる「ヒト・モノ・カネ・情報」の「情報」はITであるともいえる。
ITの話がでたところで「ソフトウェア」についても触れておく。ソフトウェアとは、文字どおりソフト=やわらかく変化できるもの、(反対語はハードウェア、かたくて変化できないもの)である。つまり変幻自在に形を変えてイメージできるアイデアを試行錯誤しながら具現化していくことができるのである。
経営を動かす動力は3つ。1)人 2)ハードウェア 3)ソフトウェア。
ハードウェアで補えるものはハードウェアで対応させるべきだが、全部が全部置き換えることができないので、どうしても人間が関わらなくてはいけないところが出来てくる。ハードウェアと人間の間は、ソフトウェアが補うことになる。ソフトウェアのいいところは人の苦手なところをソフトウェアに置き換えることができることだ。ハードウェアには、だいぶん置き換わったが、ソフトにはまだまだ置き換えることができていない。まだまだずいぶん多くのことが同じようにソフトウェアに置き換えることができる。
経営者は自社の「のびしろ」として未デジタルの部分を探すべし。
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