さらなるはやさのために「49ツール」
当社のBAISOKU工法の根幹を形成しているのが「49(よんきゅう)ツール」とよばれる部品群、かつ、プログラム自己生成ツールである。
この49ツールが生まれた背景として、「人はなぜ同じ間違い、同じミスを繰り返すのだろう?」という疑問があった。システム開発で言えば、同じようなプログラミングの間違いを「バグ(bug=虫)」バグが絶えない。一度ミスした人間は、間違いを修正しても、また同じようなミスを繰り返す。障害を起こし続けるのだ。もちろん、それに対する教育や、バグ修正ツールなど、出来る限りの対策を講じてきたがなかなか根絶できない。
ちなみに私はほとんどノーミスでかつて自分で起こした障害は一つもない。それは、私がプログラムを0からつくらないこと(つまり、過去の資産を有効につかっていること)、そして徹底的に自分でテスト、確認するからだ。
そこで、私の思考とこれまでの経験から得た数々の定石の引き出しを、このツールに全部「分身」させたというわけである。