経営の改善事例
改善事例1産業機械メーカー M社 様
受注が1.5倍になっても人手を増やさず
やりきれました!
- ITシステム化 以前の課題
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- 受発注用のツールを「Microsoft Access」で作った担当者が退職し、引き継ぎもうまく出来ず使い続けることができなくなった。
- しばらくは「Excel」で代用していたが、ファイルの共有・管理ができず、結果的に各担当が別々で仕事を抱えることに。
- 市販の汎用パッケージソフトを導入したが、自社の業務をパッケージに合わせられないことが判明。
- 何社かにITシステム開発の見積りを依頼したところ、3~5千万円の開発費。開発期間も半年~1年かかると言われた。
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ご要望
業務全体の生産性を向上させるために、「自社のやり方に合う」「誰でも使える」「予算に合う」システムが欲しい。
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導入した機能
- 生産管理
- 受注管理
- 発注管理
- 利益管理
- 在庫管理
- SCM
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施策
受発注業務は概ね以下の流れになっています。
- 受注 → 出荷 → 請求 → 売上
- 発注 → 仕入 → 支払
- 粗利 = 売上 - 支払
この一つ一つをIT化することで、業務をシームレスにつなぎました。
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効果
受発注業務
紙やFAXで受発注。管理が大変で資料の紛失もあった。
各担当者が個別に仕入発注をするため、請求書が来るまで仕入高が不明だった。
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受発注をすべてITシステムに変更。管理が簡単で正確に。
仕入もシステムに入力することで日次決算が可能に。二重発注も解消。公開機能
仕入先や配送業者(サプライヤー)に生産計画表や出荷報告をFAXや紙で配布していた。
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システム上にサプライヤーが閲覧できるページを用意。(自社の画面のみ閲覧可)
リアルタイムで情報を共有できるように変更。出荷報告は、配送業者に機体チェックシートを配布・記入してもらい再度入力する煩雑な作業が生じていた。
上記作業の専任の担当者が休めなかった。
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機体チェックシートの発行も自動化して、誰でもできるように改善。
「いつ」「誰が」「どの機体」の管理が簡単にできるようになった。結果
受注(生産)が1.5倍になっても仕事を断ることなくやりきれた。
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「IT投資は回収できた!」(お客様の声)
改善事例2訪問介護業 A社 様
手書き台帳と電話/FAXからの脱却。
やさしい介護を倍速化!
- ITシステム化 以前の課題
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- 手書の台帳でスケジュール管理していたため、予定変更等に柔軟に対応するのが難しかった。
- 顧客情報を紙資料でファイリングしていたため、ご家族からの問合せ電話を受けた際の利用者情報の確認に時間を要していた。
- 利用者に関する情報が一元管理できていなかったため、申送り等に多大な時間がかかっていた。
- 介護の仕事以外の事務作業に時間がかかり、業務効率が悪く長時間勤務になりがちだった。
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ご要望
年配の介護スタッフさんでも簡単に使いこなせるシステムにして欲しい。
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導入した機能
- 顧客管理
- スケジュール管理
- 掲示板
- 介護書類管理
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施策
年配の介護スタッフさんでも簡単に使いこなせるように、業務の流れをそのまま、紙をパソコンの画面に置き換えるイメージで開発しました。
導入システム
- 顧客管理
- 介護記録管理
- スケジュール管理
- 申送りワークフロー
- 営業記録
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効果
- 情報を一元管理したことで散逸していた資料やデータが集約され、業務効率が大幅にアップした。
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手書の顧客台帳をデータベース化したことで、顧客情報の管理が容易になった。
その結果、きめ細かいサービスを提供できるようになり、顧客満足度がアップした。 - システムをクラウド化することで、社外から必要な情報にアクセスできるようになり、電話やFAXでのやりとりが激減し、勤務時間の短縮につながった。