今回は、「ITが苦手」「うちには関係ない」と思う人ほど読んでいただきたい記事です。
記事の後半で、システム導入の結果、業務効率が上がり、粗利が20%アップした事例をご紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
年明けに、石井国道交通大臣が
「2016年は『生産性革命元年』」と年頭所感を発表し話題になっていました。
また、先般、平成27年度補正予算が成立し、
中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業が開始されるなど、
国を挙げて生産性向上へのとりくみが始まっています。
超少子高齢化、就業人口の減少、有給消化の義務化等により、
これまで一人が8時間で仕上げた仕事を7時間とか7.5時間でこなして
いかなければいけない時代になっています。
そのために、ITの活用は今やなくてはならないものです。
今やパソコンがない会社は少ないと思いますが、
コンピュータやITを生産性アップのため、または利益アップのために
有効につかっている企業はほとんどないと感じます。
あなたの会社はどうですか?
ぜひこの機会に自社の生産性アップについて考えてみてください。
<中小企業の生産性革命3つのポイント>
◆その1「見える化」
スピードメーターのない車を運転する人はいないように、
経営にもメーターが必要です。
「経営者が見るべき情報」が定義できていない企業は案外多いものです。
社内の情報を集約し正確な経営判断をし、
会社が目標に向かって一丸となって適切な行動を取るために、
経営者が見るべき情報を「見える化」することが重要です。
業務状況を数字で見て数字で指示を出し、結果も数字で判断ができようになれば、
企業の共通言語としての「数字」が生きてきます。
◆その2「情報共有と情報流通」
無駄な仕事を生む一因は情報がうまく共有されていないことにあります。
情報を全社レベルで共有し、必要な情報を組織の隅々まで
行きわたらせることことによって、一気通貫に業務が流れるようになります。
営業から受注、生産、納品、請求、回収管理までの一連の業務を
すべて情報でつなげることで、納期短縮、コスト削減、生産効率向上、
利益速度アップ(キャッシュフロー改善)の効果が大いに期待できます。
◆その3「強みで勝負」
その企業ならではのコアビジネスの部分にはしっかりこだわって、
その部分は自社開発(オリジナル)のシステムを導入することにより、
他社との差別化をはかり、自社の強みをより一層強くすることができます。
◆事例
以下が冒頭でお知らせした、実際に粗利が大きく改善された例です。
自動車販売代理店のA社は、
毎月毎月顧客に再来店を促すハガキDMを送っていました。
ところが、顧客名簿が整備されておらず、毎月巨大なエクセルシートから、
季節や対象商品ごとにDM送信の対象となる顧客を選び出して、
営業所ごとに仕分けして、宛名住所を印刷会社に渡して、、、
という作業が煩雑で、事務作業に膨大に時間と手間がかかってしまっていました。
面倒なので、結局だんだんハガキを送る数が減って、、、
結果、再来店率のダウン、ということに。
そこで、DMハガキの作成とハガキ発注の自動化に特化したシステムを導入。
まずは巨大エクセルの顧客名簿をシステムにデータとして格納することで、
顧客情報の社内一元管理を実現。
顧客タイプや、購買履歴など様々な検索条件で
DM送信対象の顧客を抽出できるようにしました。
顧客向けのメッセージもいくつかのパターンから選べるようにし、
次回来店時のオススメ商品(メンテナンスや保険、イベント案内など)も
DMで提案できるようにしました。
印刷会社へのハガキと宛名印刷の発注も、ボタン一つで出力、
そのまま発注できるようにしました。
その結果、システム導入後4ヶ月でハガキの送信枚数は約2倍。
通信費は若干多くなりましたが、その分再来店率がアップし、
成約率も上昇。結果、対前年比で粗利20%アップの成果となりました。
いかがでしょうか?
あなたもぜひ、「ITが苦手」「うちには関係ない」と思わず、
自社業務の仕組み化、IT導入について真剣に考え抜いてみてください。
必ずや明日へのヒントが見つかるはずです。
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