おはようございます!BAISOKUの吉沢です。
日ごろから、社員には読書をして、言葉を知ろう、と話をしています。
「腹中書あり」といいますが、よい言葉、自分にとって価値ある言葉を
いつも胸においておくことは、千金に値する、と思っています。
ある日の会話:
吉沢 : 「Sさんにとって価値のある言葉は何?」
Sさん : 「・・・すぐにはちょっと出てこないです・・・」
吉沢 : 「価値のある言葉を見つけるには、
言葉を知らないといけないんですねぇ。」
「言葉知らないもんねぇ。」
Sさん : 「・・・」
吉沢 : 「世の中にある、価値に匹敵する言葉(誠実とか、
謙虚とか、正直とか・・・)をたくさん書き出し
てみて、その中から自分にピッタリの言葉を
見つけるんだよ。」
全員 : 「・・・はい。」
・
・
・
吉沢 : 「K君にとって価値のある言葉は何?」
K君 : 「笑いです。」
吉沢 : 「笑い?笑われるの?」
K君 : 「・・・いやっ、、笑わせるんです!」
吉沢 : 「どういう笑い?」
K君 : 「どんなに苦しい時でも周りを笑わせて、
精一杯何かを成し遂げた後、感動して、
周りと一緒に笑う。ということです。」
吉沢 : 「ふ~ん。」
「なんかちょっと違う気がする。」
「それがちゃんと言えないと
価値ある言葉とは言えませんから!」
自分にとって価値のある言葉をもっていると成長する。
イメージ通りの人になる。
人を見るとき、この人は何にこだわっているのかを見れるようになる。
価値のある言葉がないと、わからないと、いろいろなものに
振り回されて、あっち行ったりこっち行ったり、軸がぶれてしまい、
目標設定をしても結局何も達成できない。
価値がわからない人というのは、価値がないのではなくて、
価値を表す言葉を知らないから言えないだけなのです。
価値ある言葉を心に刻んで、その言葉に値するような人間になる!
その言葉をもって貫く人生を!
吾が道は一以って之を貫く!!
◆今日の一言
人物とは言葉である。
日頃どういう言葉を口にしているか。
どういう言葉で人生をとらえ、世界を観ているか。
その言葉の量と質が人物を決定し、それにふさわしい運命を招来する。
運命を拓く言葉の重さを知らなければならない。
致知出版社『小さな人生論』