動作の一つ一つに意味がある ~達人の動きをまねる~

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

「学ぶ」は「真似ぶ」から来ている、ということを聞いたことがあります。

仕事でも、稽古事でも、上達の一番の近道は、
達人を真似すること。

一流の人というのは、時間をかけて、その域に達した人ですから、
動作も洗練されていて、無駄がない。
いちばん理にかなった動きをしているということです。

私は不調法で茶道も華道もたしなみませんが、
お茶碗を手に取る動きひとつとってもみても、厳格に所作が
決められている。

素人目には一見、きゅうくつに感じますが
よく見ていると流れるような動きで
実に美しいことがわかります。

お茶をやっている人に聞くと、
あの動きのひとつひとつに、意味があり、
その意味をわかって動くと頭と身体がぴったり呼応して
納得するのだそうです。

仕事も同じです。

身体を使う仕事の人は、じっと先輩や上司の動きに注目しましょう。

頭を使う仕事の人は、仕事ができる人のアウトプット(成果物)を
じっと眺めてみてください。

私も、この仕事を始めたときは、
達人と言われる人たちのプログラムソースを穴のあくほど読みました。

どうしてここはこう書いているのか、
どういう思考でこう組み立てられているのか。

「読書百編、意おのずから通ず」と言いますが、
最初は難解に感じられても、その内にそこに込められた意図が
読めるようになります。

こんな人になりたい、という人が周りにいたら、
ぜひその人の言動や思考を真似するところから始めてみてください!

必ずやその人に近づくことができます!

今日もお手本となれるよう、自分を律して仕事に励みます!

この仕事に対する姿勢と生きざまを見よ!!

◆今日の一言

イノベーション(改革)=イミテーション(真似る)+イマジネーション(考える)