酔生夢死の生き方はいかん!

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

忘年会つづきですが、今朝もさわやかに起きた吉沢です。

このシーズンなので、「酔う」にちなんだ話題を。

お酒の席でうっかり失言。みなさんの中にも憶えがあるかたが
いるでしょう。

「酔中の言」という言葉をしっていますか?

敬愛する安岡正篤先生によると、
人間の言葉の中で案外確かなものは「酔中の言」だそうです。
酔えば、理性が麻痺するために、本当のことを言うからです。

しかし、それではあまりにも真実が生々しいので、
約束で酔中の言はとりあげないようにしたのだそうです。

安岡先生曰く、
古人の粋なはからいではあるが、この酔態の中によくその人物を見ることができるものだ。

その通りですね。

理性のタガが外れているからこそ、本性がまるみえ、ということになります。

「酒は飲んでも飲まれるな」です。

また、「酔生夢死」という言葉があります。

酒に酔ったり、夢を見ているように、価値あることを何もせず、
うかうかと一生を過ごしてしまうこと。

起きているのか、寝ているのかわからない。
酔っているのか、醒めているのかわからない。
そんなぼんやりした生き方のことを言います。

酒に酔い夢を見るような人生はいかん、ということです。

志をもって、眼をカッと見開いて、人生を進んでいきましょう!

◆今日の一言

終始悪酔

怒り、恐れ、憎しみ、嫉妬、その他様々な悪感情の為に、
人の体内の食物が発酵し、血液中に毒素が生じる。
うるさい愚痴や争い、ふしだらや怒鳴りに悩まされている人間は、
酒を飲まぬのに終始悪酔いしているのと同じなのだ。

安岡正篤