おはようございます!BAISOKUの吉沢です。
先日、ともに論語を学ぶ仲間との、会食の機会がありました。
話は論語のことだけにとどまらず、仕事のこと、人生のこと、多岐にわたります。
また、お仲間の一人に近々お祝いごとがあることもあり、めでたいムードも加わり、
おおいに話に花が咲き、有意義な時間をすごしました。
わたしは、人の品格、教養というのは、その人が何を話しているかにも
表れると思います。
特に、人が集まる場所で、少々お酒も入った場での話題が、
人のうわさ話や、愚痴などではなく、
人生について、学びについて、語り合うことができるのということは
なんとすばらしいことでしょうか。
ともに学ぶ仲間だからこそ、分かち合える楽しみもあります。
例えば、今年の失敗談や反省話をしていて、
「自分が間違った時に、すなおに認めて反省して、行いを改める
のはなかなか難しいですね」
というような話の流れになったときに、私が
「過ちてこれを改めざる・・・」とつぶやくと、誰かがそれを受けて
「『これを過ちという』、ですね」とくる。
実に愉快で楽しいものです。
学ぶことを通じて、心通わせられる仲間を得られたこと、ありがたく、
これからも、よき人生、よき人格をめざして
仲間とともに、切磋琢磨しながら学んでいきます。
決して机上のお勉強だけに終わらせず、
学びを、実践モードで、仕事に生活に生かしていきます!
◆今日の一言
曾子曰く、文を以て友と会し、友を以て仁を輔(たす)く
論語 顔淵第十二
曾先生がおっしゃった。
「君子は学問、教養を通じて友を集め、その友との交流の中で仁徳を高めていく」
曾子が、良き友、互いに尊敬できる友を見つけることの大切さを説いたところ。
友人との交流が、人格形成にとっていかに重要かつ有益であるかを解いた章句。