おはようございます!BAISOKUの吉沢です。
「安請け合いに信なし!」とは、日ごろから口を酸っぱくして
社員に語っている言葉です。
お客さんから「これできますか?」と言われた仕事を
たいした根拠もなく、二つ返事で「はい」と言ってしまう。
・できないと思われるのがいや
・お客様の感情を損ねずに断るのが面倒くさい
・できるかどうかわからないが、たぶんできるだろう、と安易に考える
等々、理由はいろいろあるでしょうが、
結果的に頼まれた仕事をプロとして完璧に仕上げなければ、
感謝されるどころか、失望させてしまう、ということを
年頭において返事をするべきです。
ほとんどの場合において、お客様の「これできますか?」は、
「これは『タダで』できますか?」という意味であることも
しっかり意識しておかなければいけません。
我々は技術職ですから、できるかできないか、と言われれば、
技術的には可能に決まっています。
それを、限られた時間と予算の中で仕上げることが出来るか、
瞬時に判断できなければそこで首を縦にふってはいけません。
やることは大いに結構、どんどんやれ!なのですが、
計画の中に予定外のものを入れるときにちゃんと入るか?
ということなのです。
物事には優先度、優先順位があるということです。
人として「信(まこと)」をもった人であること。
商売は信頼が命。
これを肝に銘じていきたいですね。
BAISOKUは、「信」を大事にしています!
◆今日の一言
「人にして信なくんば、その可なるを知らざるなり」
論語
「信」のない人間は
人としての評価に値しない。
「信」とは嘘をつかない約束したことは必ず守る、という意である。
安請合いに信なし、である。安請合いに
かぎってうまくいかないことが多い。そのあげく相手の信頼まで失ってしまう。
安請合いだけはくれぐれも戒めたい。