おはようございます!BAISOKUの吉沢です。
先日、求人サイトのインタビューに、当社の社員が
「BAISOKUでは、何でも自分に任せて仕事をしてもらえるところが
他社と違っていい」
と答えていました。
確かに、当社では、
「ここからここまでは、あなたの仕事」
「ここからここまでは、わたしの仕事」
というような線引きをしません。
担当者は、一つのゴールに向かって責任をもち、
業務遂行のためなら、社長含め周りの力をどんどんつかってよい。
たとえ新入社員だって、仕事を任されたならば、
お客様との折衝からなにから自分でやる。
というスタイルをとっています。
組織論からすると、ある範囲のことだけをきっちりやらせるほうが
管理もしやすく、結果の予想もつきやすいので効率がよいのですが、
そうしていると、人から言われたことだけをやる
機械人間「ロボット、キカイダー」をつくってしまいます。
それだけは絶対に嫌なので、わたしはあえて社員にチャレンジさせて、
最後は私がすべて責任を引き受ける、というようにしています。
社員は社員でたいへんなのですが、その代わり格段に成長の
スピードが速いです。
他社では、3~4年生の社員がやるような仕事を、
当社では1年生2年生社員のときから任されますので
本人はそれなりにたいへんでしょうが実力はつきます。
「自分の頭で考える」ことができるようにするのが
社員の教育の基本と考えています。
社員が人として自立できるようにしてやるのが
経営者としての務めと考えるからです。
BAISOKU道場に参加したい方、いつでも来てください!
門を広く開けて待っています!!
◆今日の一言
「責任範囲の明確化」自体が、
無責任社員をつくりだす。
組織論者は、責任の範囲を明らかにしないから
仕事がうまく行われないのだと思いこんでいる。
これは全く見当違いであって、責任の範囲を明確にすると
「それ以外のことには責任がない」ととるのが人間というものなのだ。
他の部門がいくら忙しくとも、他人の仕事がいくら忙しくとも、
それは、「自分の責任の範囲外のことである」として、
「われ関せず」ということになってしまうのである。
こうして人々は自分の部門のこと、自分の仕事だけしか考えなくなり、
会社の業績をあげようという意識などなくなってしまう。
ましてや「お客様にサービスをする」という企業本来の役割を
果たすことなど考えてもみなくなってしまう。
…会社の業績を落とし、人々の魂を腐らせてゆくという、
大きな罪悪を犯すものが「責任範囲明確化論」なのである。
一倉定