腹中有書(ふくちゅうしょあり)!

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

六中感、いよいよ最後になりました。

第六番目は

「腹中有書(ふくちゅうしょあり)」です。

安岡正篤先生によると:

腹の中に書、すなわち信念・哲学があり、座右の銘、
愛読書を持っていることです。
頭の中に書があるのはだめで、それは単なる知識にすぎない。
腹の中に書があってこそ知識が腹に納まって、
血となり、肉となって生きた人格を造り、
賢明なる行動をとれます。

安岡先生は、単なる「知識」だけでは役に立たない。
それをしっかり肚(はら)におさめて、
自らの行動の指針、規範となるような書を持ちなさい、と
説かれています。

それには、1回や2回読んだくらいではだめで
読書百編、でもまだ生易しい。

暗記するほど読み込んではじめて、
しっかりと肚におさまってくれます。

ではどのような書物がよいのか。

私は、最近多く見かけるハウツー本などではなく、
書籍に筆者の生き様が詰まった本をお薦めします。

長く読み継がれた本、特に古典などは、
何百年、何千年もの時を経て現代にまで伝わっている、
というそのことだけでも、いかにその書物が
人類にとって有益であるか、ということを物語っています。

わたしも、常に腹中書あり。
ピンチのとき、肚に書や座右の銘を据えておくと
ビビりません。

書物の作者が、何百年と読み継がれてきた智慧をもって
語りかけてくれるからです。

日本人の読書離れが進んでいると言われてから
久しいですが、
ぜひ座右の書を腹にすえて、
人生の艱難辛苦をのりこえていただきたいと
思います。

肚をつくる読書をしましょう!

◆今日の一言

人間の幅は読書で決まる

いやしくも自分の前途を展望して、
将来ひとかどの人物になって活躍しようと思うなら、
今日から遠大な志を立てて、大いに書物を読まねばならぬでしょう。
それというのも、一人の人間の持つ世界の広さ深さは、
要するにその人の読書の広さ深さに、比例すると言ってもよいからです。

森信三