「日本の若者よ!働こう!!」を旗印に、
『就活イベント.com』 という就活応援サイトを立ち上げて2年。
最近の就活事情はどうかというと、
就職活動スタートと同時に内定を複数もらってさっさと就職を決める学生と、
何十社も面接をうけながら、いまだ1社も内定をもらえない学生の
二極化が進んでいるように思えます。
当社に面接を受けにくる学生も、
「御社で30社目です」とか「50社くらい受けました」という人がぞろぞろいます。
「何十社も受けて、なぜ受からないと思いますか?」と聞くと
たいていは
「最初は面接に慣れてなくて受け答えがうまくできなかった」とか
「自分が何がしたいかがわかってなかった」とか言います。
ズバリいいます。
「それでは100社受けてもどこにも入れないよ」と。
私は入社試験というものを受けたことがありません。
最初に面接に行った会社で
「私はこういうことができます。
この会社に入ったら、これこれこういうことをして、会社に利益を出します」
と、はっきり宣言したら、当時プログラム未経験だったにもかかわらず、
志望の会社に例外的にノーテストで入れました。
学生のみなさんに、希望の会社に一発で入れる方法を教えます。
まずは
「仕事がしたいんです!」という気持ちを持つこと。そしてそれを伝えること。
仕事がしたくない人は、仕事がしたくなるまで働かなくてよろしい。
そんな人は会社に入っても周りの迷惑なだけです。
次に
「自分は会社のためにこういうことができます」というものを1つでも2つでもつくること。
いきなり仕事で結果を出すことは難しいでしょうから、
だれより早く来て掃除をする、でもいいし、新人らしく明るくハキハキきびきび行動して
会社の雰囲気をよくする、でもいいです。
給料をもらうからには、それに見合った行動、周りへ貢献するのが当然というものです。
中小企業にとって、新入社員を一人雇用して一人前に教育するということは、
数千万円単位での莫大な「投資」です。
一般的に、入社してから3年間は会社に食べさせてもらっている期間といいます。
4年目から、やっと会社は投資分を回収し始めることができる、ということです。
ですから、手塩にかけた社員が3年もすると羽がはえて辞めたりすると
大打撃、相当な痛手を被るわけです。
だから、人事の担当者はそれこそ「真剣勝負」です。
この学生は、会社に入ったら、会社に貢献する社員になるだろうか。
極端に言えば、黒字社員になるか、赤字社員になるか、
その一点を見極めようとします。
こういうことを知っておいて、面接に臨めば、おのずと言動が変わってくるでしょう。
仕事はキビシイ。でも、だからこそ、仕事を楽しめる自分をつくる。
人生が大きく変わります。
自分の人生を、肩で風を切って生ききってください!
◆今日の一言
高学歴なのに、「仕事ができない」と言われる人がいます。
最難関大学を突破した「東大卒」社員も、例外ではありません。
一方、「中卒」や「高卒」などでも、会社に必要とされる人がいます。
つまり、「学歴」と「会社での評価」には、まったく関連がないのです。
たとえ学歴がなかったとしても、「ある意識」を身につけていれば、
会社から評価され、高学歴社員を超える力を持つことができるのです。
では、このような違いを生み出す「ある意識」とは何でしょうか?
それは、「会社の利益に貢献する」という意識です。
会社の利益に貢献する人は「黒字社員」
会社の利益を減らす人は「赤字社員」なのです!
「東大卒でも赤字社員 中卒でも黒字社員」香川晋平
スピードアップコンサルティングのBAISOKU
代表取締役 吉沢和雄