中小企業白書2021に思う。


吉沢です。ごぶさたしています。最近発信していなかったので、またちょっと吠え始めようかとおもいます(笑)。おつきあいください。

中小企業白書2021に思うこと。

中小企業白書2021が発表されました。
中小企業のデジタル化IT化については、コロナにより強制的にリモートワーク化が進んだ以外はもうここ何年も同じような報告です。
中小企業のIT化が進まないのは「国難」レベルですね。

興味深い調査結果もありました。
「試行錯誤を許容する組織風土の存在」(389ページ)
試行錯誤を許容する(つまり失敗を許す、ということか)組織風土がある企業は、それがない企業に比べて、デジタル化推進による業績への影響が大きくプラスの影響を及ぼし、また、デジタル化の効果が十分に出る傾向にある、ということ。

私に言わせてみれば、そんなことはあたりまえで、中小企業のIT化というのは、大規模システムのように要件定義→設計→製造(開発)→テスト、、、なんてことをやっていては到底出来上がるものではなく、そもそも要件定義などというものはできないし、またやったところで絶対にその通りにはならないのでやる必要もない。なのでBAISOKUのように、いきなり試作で動くシステムを提供して使いながら使えるように調整していく、つまりやってみないとわからないので結果的に試行錯誤することになる。


開発会社にとっては、こんなことをやっていたらきりがないので、一般のITベンダーは絶対にこんなことはやらない。つまりBAISOKUだけが試行錯誤システムを提供できる、というわけ。

なぜこんなことができるかというと、それは目的が違うから。
BAISOKUは小さな会社がITを武器にして勝ってほしい。継続的に利益をあげて、社員に還元してほしい。そのためにITを提供する、というスタンスだから。

汎用パッケージやクラウド製品で結果が出せる会社はそれでいい。だが、ほとんどの中小企業は業務フローが独特で、またそれがその会社の独自性でいいところでもあるので、そっくり「ありもの」で置き換えるのは困難だ。そのために「試行錯誤」システムが必要なのだ。

冒頭にものべたが、日本の中小企業のIT化のレベルは相当低い。国難レベルだ。特に「ホワイトカラー」とよばれる人たちの働き方が「ザ・昭和」でアナログだ。でも、それが許容されているうちは、まだ会社として余裕があるほうなのかもしれない。

だが、経営者は状況を看過してはいけない。「あきらめてこのまま行けるところまで行く」と思っている人以外は何らかのアクションを起こすべきだ。

日本で唯一の試行錯誤システムについて関心ある人はいつでも連絡ください。

中小企業白書2021はこちらから。

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