指導するということ

指導の本質は、相手の知らない事を聞かせてやる、
教えてやるということではない。相手をその気にならせ、
その方向に向かわせ、相手当人が自らの力で向上していく
ための原理(指針)の適用をわからせていくことが指導である。

ビジネスで勝敗を決めるものは、会社全体の「総合力」です。
総合力を高めるには、
・第一に、個人の力を徹底的に引き上げること
・第二に、個人の力を結集させチーム力を高めること
によります。

継続は力なり。目の前にいる人と切磋琢磨して修身・修養することが肝要。

※切磋琢磨とは、道徳・学問に勉め励んでやまないこと。
また仲間どうしお互いに励まし合って学徳をみがくこと。

※修身とは、自分の行いを正し、身をおさめととのえること。

※修養とは、精神を錬磨し、優れた人格を形成するようにつとめること。

『真剣勝負で!』やることです。

◆今日の一言

『和泥合水』

おぼれている人がいるなら自らが水に濡れ、また沼にはまっている人がいれば
自ら泥にまみれてこそ、人を助けることができる。

「努力して這い上がって来い」などと言うのではなく、
自ら飛び込んで泥だらけになって助ける。

つまり指導者自らが実践する態度を示す姿勢、ここに指導の原点があると説かれたんだな。
現代でも同じで、あれこれ言うだけでなく、自ら手本を示してあげることが大切なんだ。

会社なんかでもいないか?自分は何もせず、
椅子にどっかと座って部下をアゴで使うようなやつが?

「前でただ号令かけるだけの指導者なんかいるかっ!」ってな。

道元禅師

スピードアップコンサルティングのBAISOKU
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