月曜の朝からなんなんですが、今日はクレームのお話を。
仕事をしていると、大なり小なりお客様からのお叱りごとを
いただくことがあります。
そんな時、自分に非がある、ない、にかかわらず、
お客様の痛みをともに分かち合う、共有する、という姿勢が大事だと思います。
まさに先日のブログでご紹介した
「相手の立場に身を置く」ですね。
当社はシステム開発会社ですから、システムになにか不具合が発生したとします。
たとえば、お客様の売上を表示する画面があったとして、
想定を上回る好業績のため、想定の桁数がいっぱいになって
表示ができなくなったとする。
(7,000万円くらいがMAXだと思っていたのがいきなり10億いったとか)
そんなとき、お客様に
×「表示を直しておきました」
では全然ダメな対応ですよね。
IT業界では、システムの障害、不具合のことを、バグ(BUG)といいます。
BUG=虫のことですね。
だから私はいつも社員にいいます。
「あなたがラーメン屋さんでラーメンを頼んだら、丼に虫が入っていたとする。
お店の人に『虫がはいっていますよ』といったとき、お店の人から
『虫をとりのぞいておきましたから』と言われたら二度とその店には
行かないでしょう、それと同じだよ」と。
BAISOKUでは、
「クレームは宝!」といっています。
クレームをいってくれた、ということは、少なくとも倍速のことを
考えていてくれるということ。まったく倍速に関心なければ
無視されたまま、お客様は去っていってしまいます。
クレームは宝、クレームはチャンス!
クレームがきたら、「チャーンス!」といって大騒ぎします。
そうすることで、あいまいにしたり、担当者だけでなんとなく
お茶をにごすようなことがないように、
そして、全員で大騒ぎすることで、クレームを起こしたメンバーだけが
責めをおうことがないようにします。
★BAISOKUのクレーム対応『チャンス記録』
1)大騒ぎをする->速やかに関係者全員を集める
2)対応を協議する->即、お客様に一報を返す
3)先方に(謝罪に)出向く
4)対応する
5)チャンス記録に正確に残す
クレームはないにこしたことはありませんが、
ご指摘いただいたことはありがたく、真摯にうけとめて対応する。
そこからまたお客様との信頼関係を深めていく努力が必要ですね。
◆今日のひとこと
「クレーム自体の責任は、追求しないが、
クレームを報告しない責任と
指示したクレーム対策を直ちに実行しない責任は追及せよ
一倉定先生」
スピードアップコンサルティングのBAISOKU
http://baisoku.co.jp