BAISOKUの吉沢です。
みなさん、心に”スイッチ”があるのをご存じですか?
DNA解明の世界的権威である、村上和雄先生(筑波大学名誉教授)によると、
人間の遺伝子には、1000文字×1000ページ、百科事典レベルで約3,200冊分の
情報が入っているそうです。
私たちが一生の中で使うのは、そのうちわずか、数パーセント。
ほとんどの遺伝子は、目覚めることがないのです。
では、良い遺伝子のスイッチをONにし、
悪い遺伝子をOFFにするにはどうすればよいか?
それは「心」が大きく作用している、というのです。
昔から「病は気から」という言葉があるように、
心の持ち方が、身体、つまり遺伝子のスイッチにも
影響を与えている。
村上先生曰く、
幸せになりたければ、日常生活をはつらつと前向きに生きること。
「イキイキ、ワクワク」する生き方こそが、人生を成功に導いたり、
幸せを感じるのに必要な遺伝子をONにしてくれる。
人間はいつも前向きで元気ハツラツしていると、
全てが順調にいくようになる。
そういうときの心の状態は、良い遺伝子をONにして、
悪い遺伝子をOFFにする働きがある。と。
順番が逆じゃないか?と思われましたか?
「全てが順調なら、イキイキ、ワクワク生きられるけど、
物事がうまくいっていないと感じるときは、前向きで元気になんか
していられないよ」と。
そういうときこそチャンス!です。
村上先生の話に戻りますと、そういう時こそ、
自分の身に起きることは「全てプラス」というとらえ方をすること。
病気も、落第も、たとえ失職であっても、ありがたいことと考えるようにする。
それにより、人生が深まることもあるし、人の痛みがわかることもある。
まったく新しい、輝かしい未来へのスタートになるかもしれない。
と考えよう、ということです。
私は、「おもい」に加え「行動する」ことが大切と考えます。
現状打破して前進するためには、行動しなくてはいけません。
富士山に登るぞと、ただ考えているだけでは、富士山に1ミリも近づきません。
切符を買ったり、電車に乗ったり、行動するのです。
うちの息子は、サッカーが好きですが、リフティングが苦手でした。
最初はいやいや練習していましたが、練習し続けるうちに上手になり
何百回もできるようになり、今ではリフティング大好きです。
心と身体が密接な関係にあるなら、「行動する」ことが「考え方」をチェンジさせることだってできると思うのです。
最近は、自分のスイッチをわざとオフにして、
必要最低限のことだけをやって
ちんまり人生過ごしている人が多いように思えてなりません。
人生二度なし!
思いっきりスイッチをONにして、
力いっぱい人生を謳歌しようではありませんか。
今日も熱く生きましょう!
◆今日の一言◆
「心のスイッチ」
人間の目は ふしぎな 目
見ようという心がなかったら 見ていても見えない
人間の耳はふしぎな耳
聞こうという心がなかったら
聞いていても 聞こえない
頭も そうだ
はじめからよい頭 わるい頭の区別があるのではないようだ
「よし やるぞ!」と
心のスイッチがはいると
頭もすばらしい はたらきを しはじめる
心のスイッチが 人間をつまらなくもし
すばらしくもしていく
電灯のスイッチが
家の中を明るくもするし 暗くもするように
東井義雄(日本の教育者、浄土真宗僧侶)
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