BAISOKUの吉沢です。
前回のブログ「【平均】にダマされるな!」で、
分析をするときは、単なる「平均」だけじゃなくて、「中央値」というものの見方が必要です。というお話をしました。
今回は、「中央値」だけでもアテにならない場合があるので要注意、というケースをご紹介します。
それは、データに「ばらつき」がある場合です。
ここに、各々18人ずつの2つのグループがあります。枠内の数字は年齢です。
ここで問題です。3秒でお答えください。
あなたが、建売住宅の営業担当だったとしたら、どちらのグループにアプローチしますか?
もう少しヒントを出します。
この2つのグループ、どちらも平均は37歳。中央値はAグループが35.5歳、Bグループが30.5歳です。
いかがでしょう?
どうですか? なかなか悩ましいところですね。では、これではどうでしょう?
Aグループは、30代を中心にデータが中央によっています。一方Bグループはデータのばらつきがあり、20代と60代にデータが偏っています。
さてお答えは?そう。私だったら購買力のある30代が多いAグループを攻めますね。
最初にお見せした数字の羅列ではわからなかった、グループの性格や特徴がグラフにするとよくわかります。
データ分析は、分析することが目的にあらず!
単なる数字の羅列を「データ」として活用して、行動を促すためのトリガーにするためのものなのです!
未来を予測して、未来を創る。そのために必要なときに必要なだけ統計(学)を使う。
売りなくして事業なし、営業なくして経営なし、統計なくして未来なし!!
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自社でデータ分析なんてできない!面倒!!というかたは、
BAISOKUにご用命ください。
または、「こんなことできるの?」「どんな効果があるの?」等
ご相談も承っています。
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