「守破離」

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

「守、破、離」という言葉を聞いたことがありますか?

日本に古くから伝わる「修行」の順序段階を表す言葉です。

「守」
まずは教えを守り、言われたことに私情を挟むことなく
徹底的に型を「守る」ところから修行が始まる。

「破」
その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、
自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。

「離」
最終的には既存の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、
自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から
「離れ」て自在になることができる。

人が学習する際、以下の四段階を経て
自分のモノになっていくと言われています。

「守(学び)」の4つのステップ

1「できない」ことを知らない状態 無意識的無能

2「できない」ことを知っている状態 意識的無能

3意識すれば「できる」状態 意識的有能

4無意識でも「できる」状態 無意識的有能

まずは無能を知ることからですね。

素直に自分をみつめて
1:無意識的無能

2:意識的無能
にステップアップするところから始めましょう!

今、この時から学びをはじめよう。
大人も子供も「今」が未来へ向けていちばんたくさんの「時間」を
持っている時だから。

人生二度なし!

◆今日の一言

創意工夫が大事だといいますが、誰でも最初はマネから入ります。
日本の伝統芸能では『守破離』といいます。
まず師匠の真似をするのが『守』、それをやり続ければ
『破』といって違ったことに踏み込めます。
そのあとで『離』、つまりその人のオリジナルに到達するわけです。
3年もマネを続ければ、オリジナルに達します。
これが成長するときの原理原則ではないでしょうか。

小山昇