おはようございます!BAISOKUの吉沢です。
BAISOKUでは、よく「(人物の)器」という話をします。
吉沢:「K君は今自分は何人の器だと思ってる?」
K君:「…器ですか…」
吉沢:「多分、今部下が4人だから4人の器だと思ってるんでしょ?」
「4人だから4人の器だと思ってたら、行動は変わらないよ」
「4人だから4人分の仕事を用意しようとするでしょ?」
「そうするとね、4人分の仕事は取れないんだよ」
「分かる?」
K君:「なんとなく分かります…」
吉沢:「そうするとさ、自分は何人の器になるか決めないといけないよね?」
「10人なら10人の器になるんだって決めて行動しないと」
「部下が3、4人くらいならだいたいの人は面倒見れるんだよ」
「それが5人とか10人になると途端に厳しくなるから」
「そこで肚(はら)ができてないとパタッといっちゃうんだよ」
「だからね、やっぱり真のリーダーになるには肚を作らなくちゃいけないんだよ」
K君:「はい。ハラですか…」
吉沢:「何を言ってるか分かるかな」
K君:「…」
吉沢:「弟子は師匠を超えられない!」
「K君が成長しないと、部下の成長もないんだよ」
「部下の成長のためにも、K君は成長しなければいけないんだよ」
ここで言う「器」とは何人の組織の長になれるのか、という話。
例えば10人の「器」になるというのであれば、
今4人ならプラス6人分の「器」ということになる。
そうすると、プラス6人分の仕事を用意し、6人部下を増やしてほしいという
行動を自分で起こさなければならないということ。
更に、10人分の仕事を用意し続ける責任がある。
当然10人の面倒を見ることも容易ではなく、
更にそこに仕事を用意する責任があるわけだから、
生半可な覚悟では耐えられない。
肚とか志というものがなければ斃れてしまうような激務である。
それだけ真のリーダーには困難と苦労があるということ。
(真のリーダーとは役職としてのリーダーではない)
お客さまのため、社員のため、世のため人のため、
毎日少しずつでも器を大きくしていきます!
◆今日の一言
人間の器は、その人間が進んで受ける責任の重さによって測ることができる。
ラルフ・ワルド・エマソン