明治天皇と文化の日

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

今日は国民の祝日「文化の日」です。

「自由と平和を愛し、文化をすすめる」の趣旨によって
昭和23年に「文化の日」として制定されました。

実は「文化の日」以前にもこの日は祝日でした。
明治天皇のお誕生日がこの日です。

戦前までは天皇誕生日は「天長節」と呼ばれ、今と同じように
祝祭日として天長節(天皇誕生日)はお祝いされていました。

が、明治天皇が崩御され、大正天皇の御代になると
天長節は大正天皇のお誕生日となりますから、
11月3日は普通の日になってしまいました。

しかし国民から、明治天皇のご偉業を伝えるために
11月3日を祝日にしたいという運動が起こり、2万人の署名をもって
「明治節」として制定されました。

戦後、名前があらためられて「文化の日」となったのです。

代々木にある明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后を
お祀りする神社です。
BAISOKUでも、毎年初詣は全員で明治神宮へお参りにいきます。

都心の一等地に、広大な杜が広がって、そこだけ別の世界のようです。
鳥居をくぐると荘厳で神聖な気配を感じます。
一時期、明治神宮内にある、加藤清正の井戸が
パワースポットとして話題になっていましたが、
明治神宮全体が巨大なパワースポットのような気がします。

明治天皇は、維新の後
大政奉還、東京遷都、五箇条のご誓文、教育勅語、帝国憲法発布など、
近代日本の礎を築かれた方です。

歴史の教科書でしか知らない人も多いと思いますが、
明治天皇のこと、アジアの一小国だった日本が
どのようにして世界の列強の一つに数えられることになったのか、
日本人として知っておくべきことですね。

ちなみに、明治、大正、昭和、平成、という「元号」というのは、
1300年以上も続く日本の伝統で、他の国にはないそうです。

先人たちが脈々と伝えてきてくれた古きよき文化を
大切にしたいと思います。

わたしも日本人に生まれたことへの感謝と誇りを胸に
魂を光らせていきたいと思います!

◆今日の一言

めにみえぬ神の心に通ふこそ
人の心のまことなりけれ

明治天皇 御製