成人の日に(無財の七施)

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

今日は成人の日ですね。

二十歳を迎えられたみなさん、おめでとうございます!

今日の門出にひと言。

これまでの20年、親御さんや地域の方々、学校の先生、先輩友人
のみなさんから、大切に育ててきてもらったご恩を、
少しずつでもいいから、お返ししていく、
そんな気持ちで生きてください。

もらうばかり、してもらうばかりの人間から、
少しは人に何かをしてさしあげることができる人に
なってほしいと思います。

仏教に「無財の七施(むざいのしちせ)」というのがあります。

これはお金や物をつかわなくても
人に幸せを与えることができる、という教えです。

1眼施(がんせ)
温かい眼差しで接する

2和顔施(わがんせ)
明るい笑顔、優しい微笑をたたえた笑顔で人に接する

3言辞施(ごんじせ)
心からの優しい言葉をかけていく

4身施(しんせ)
肉体を使って人のため、社会のために働くこと。無料奉仕

5心施(しんせ)
「ありがとう」「すみません」などの感謝の言葉を述べる

6牀座施(しょうざせ)
場所や席を譲り合う

7房舎施(ぼうしゃせ)
訪ねてくる人があれば一宿一飯の施しを与え、労をねぎらう

どうですか?すぐにやれそうなことばかりですね。
ひとつでも、やってみてください。

皆さんの未来が明るく希望にみちたものであるように
心から祈ります!

◆今日のひと言

「若い」ということは抜擢をためらう理由ではなく、抜擢を決める理由である。

一倉定