80歳のマラソンランナー

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

先日、強みを魅(み)える化、知的資産経営!
でお世話になった中小企業診断士の
関山先生のご紹介で、関山先生の大先輩でいらっしゃる
松本寿吉郎先生とお会いしました。

松本先生は御年80歳、昭和28年に明治生命に入社され、定年まで
勤めあげられた後に中小企業診断士に。

その後各団体の理事を務められるかたわら、介護ヘルパー2級の資格も
取得され、その後、毎年数千万の赤字を出していた福祉施設を
2年で数千万の黒字体質に改革された、という凄腕の持ち主。

すらりとした身体に紺色のスーツが
とてもよく似合っていて、とても80歳には見えませんでした。

今でもお仕事はバリバリ現役で、毎日横浜のご自宅から
八重洲にあるオフィスまで通勤されています。

柔らかな関西弁で話される言葉は、ひとつひとつが
的を射ていて、こちらの意図をぴったりととらえてくれます。

大先輩でおられるのに、心配りが細やかで、
こちらの方が大恐縮してしまうほどでした。

趣味はマラソンと水泳。
マラソンは奥様と一緒にフルマラソン完走される、といいます。

これまで世界中のマラソン大会に出場され、
今年9月には、南アフリカで、ケープタウン国際マラソンに参加されるとか。

これで全大陸マラソンで走破となるそうです。

80歳を超えられても、仕事に、趣味に打ち込まれ、
人のお手伝いをして、その人が喜んでいる姿を遠くから見ているのが
無上の喜び、と語られる姿をみて、
まだまだ私などはなたれ小僧だな、もっともっともっとやれる!
また、やらねばならぬ!と、
勇気をもらいました。

人生どこまでいっても突っ走ります!

◆今日の一言

少(わか)くして学べば、則ち壮にして為す有り。
壮にして学べば、則ち老ゆとも衰えず。
老いて学べば、則ち死すとも朽ちず。

若いときに懸命に努力して学ぶなら、壮年になったときには、
何かを成し遂げることが出来る。
壮年時代に学ぶなら、年をとってもその勢いに乗じて衰えない。
そして老年になっても学び続けるような人は、
死んだ後にも名を残すだろうと。

佐藤一斎『言志晩録』