書籍の「気」を感じる!

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

5月の連休中に自宅の引越しをしました。

まだまだ片付かずに、段ボールの山に囲まれているのですが、
先日やっと本棚を組み立てて、
段ボール5箱分の書籍を本棚に収納しました。

すると、不思議なことに、
親しんだ本の背表紙を見ていると、本がこちらに向かって
語りかけてくるような気がして、心が落ち着くものです。

段ボールに入っていても、本棚に並んでいても、
本は本なのですが、
ずらりと本に囲まれて、本の「気」を感じましたし、
落ち着いて読書をしよう、あるいは、気合を入れて仕事をしよう、
という気になりました。

逆に、雑然としたところでは雑然とした「気」が発生しているのでしょう、
やはり落ち着きませんし、集中力が欠けてしまいます。

台所には、台所の、子供の勉強部屋には勉強部屋の、
居間には居間の、醸し出す「気」があります。

それぞれの場所で、それぞれの作業や仕事をする、あるいは
くつろぐのにふさわしい環境を整えることが大事だと思いました。

職場や家庭の環境を整える、というのは
存外、人間にとって影響をあたえているな、と、
身をもって感じた出来事でした。

腹中書あり!

◆今日の一言

環境を作る

人は、環境を作る。そこに人間の人間たる所以がある。
自由というものがある。すなわち主体性、創造性というものがある。
だから人物が偉大であればあるほど、立派な環境を作る。
人間が出来ないというと環境に支配される。

安岡正篤