BAISOKUです。
先月発売した、吉沢和雄著『ITシステム導入で全社員が利益づくりのプロに育つ ~失敗しないITシステム入門講座~』。Amazonのレビューもいただいております。ご購入いただいた皆様へこの場を借りて御礼申し上げます。
さて、前回に引き続き、「読んでみたいけど時間がない!」という方のために、<ダイジェスト版>『ITシステム導入で全社員が利益づくりのプロに育つ ~失敗しないITシステム入門講座~』の内容を一部抜粋してまとめた、その第2章です。まだお読みいただいていない方にもどんな内容か?ご一読いただればと思います。
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┃第2章:『見える化』で赤字会社が黒字会社へ激変する
◆『利益が出ない』本当の原因がわからない
「売上を伸ばせ!」という訓示では、利益を出せない時代になってしまったのです。
このような会社には、経営者も社員も気付いていない、恐ろしいほどの『利益を生まない作業、ムダ・ムリ・ムラ』が山積しているはずです。会社の赤字体質の原因は、他にも沢山あると思います。
・『稼ぎ頭』と思っていた商品の利益率を分析してみると、思ったほどの利益が出ていなかった。
・逆に、あまり期待していない商品の利益率が意外に高かった。
・当初の計画通り生産を続けた結果、在庫量が1.5 倍になっていた。
こんな原因が積み重なって、大きな赤字になっていくのです。会計事務所から届く勘定科目の合計数値にすぎません。合計数値をいくら眺めても、利益創出を制限している本当の原因 (ボトルネック)は見えてこないのです。
◆社員のパソコンの中のエクセルデータは悪
私は、経営者様に、「社内の数十台のパソコンの中にあるエクセルが、あなたの会社の赤字体質の一つの要因になっています。今後は、できるだけエクセルを使わない会社にしていきましょう」と、アドバイスしています。
・エクセルは個人のメモ帳にすぎません。本人以外の社員はそのエクセルを見ず、ほとんど役に立たないデータです。
・ファイルが複雑化、肥大化し、それをメンテナンスすること自体が仕事になってしまいます。
・多くのマネージャー、社員は、エクセルを駆使して表を作り込むことで「私は仕事をしている!」と勘違いします。
令和時代を勝ち抜く会社にしていくには、「エクセルで見やすい表をつくってくれてありがとう」と若手社員を褒めるのではなく、「もっと付加価値の高い仕事、もっと利益を生む仕事をしてもらう会社に変わらなければ……」という思考ができる営業部長/経営者に変わらなければならないのです。
◆データベースを中心に置いたネットワーク型組織
日本の会社の組織図のイメージは、おそらくピラミッド型の組織図のではないでしょうか。大量生産/大量消費の高度経済成長期の時代は、このピラミッド型組織が上手く機能していました。
しかし、多品種少量生産/必要なものしか買わない現代は、ITシステム(データベース)を中心に置いたネットワーク型組織が有利です。ネットワーク型なら、組織の中央にあるITシステムのデータを見ながら、全員が『目標利益』に向かって仕事に取り組むことが可能になります。
◆データベースを中心に置いたネットワーク型組織
ここまで述べてきたように、経営者が「売上を伸ばせ!今期の目標5.5 億円の売り上げを必ず達成しよう!」と言っているようでは、社員も、経営者も、会社も幸せになれません。今、求められているのは「粗利2 億円。税引き前の利益3千万円を目指そう!」という利益重視の経営者です。
もし、あなたが「令和時代を絶対に勝ち残るぞ!」と決意しているのなら、ネットワーク型組織のど真ん中にITシステムを置いて、『利益の見える化』を推進していきましょう。
以上、第2章:『見える化』で赤字会社が黒字会社へ激変する より。
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著 者: 吉沢 和雄
発売日: 2020年9月10日
価 格: 本体900円+税
仕 様: A5・79ページ
発 行: 株式会社BAISOKU
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