おはようございます!BAISOKUの吉沢です。
BAISOKUに面接に来る学生に
「なぜ仕事がしたいのですか」と質問すると
「人の役に立ちたいから」「自分が成長したいから」
と多くの人が答えます。
「生活のため」「お金を稼ぎたいから」という人は
ごく少数派。
今は最高によい時代で、若者たちは生まれたときから
豊かに恵まれた世界で生きています。
ご飯はもちろん、テレビも、パソコンも、ケータイも、
みんな満たされた状態で二十年も生きてきています。
学校でも、なるべく競争しない、優劣をつけないように
指導されてきたのがこの年代です。
「ゆとり」という言葉もありました。
彼らの欲求は、
マズローの欲求五段階説でいうところの
「自己実現の欲求」からいきなり始まるのです
素晴らしいことです。いい時代です。が、本当にそうでしょうか。
●マズローの欲求五段階説
↑レベル5 自己実現の欲求
↑レベル4 自尊欲求
↑レベル3 社会的欲求
↑レベル2 安全の欲求
↑レベル1 生理的欲求
彼らは、レベル1から4までをすっとばして、
レベル5の欲求から人生スタートしようとしています。
これまでは、親、学校、社会に守られて、
レベル1から4までは「ゲタ」を履かせてもらっている上で、
5番目の世界にいることができたことをわかっているひとが
どれくらいいるでしょうか。
社会に出たら、その「ゲタ」が外されます。
ストンとレベル1の状態まで戻されたとき、
彼らが果たして自力で立ち上がっていけるかどうかが心配です。
(その時は、また親や社会の庇護のもとにもどるのでしょうが・・・)
こんな時だからこそ!
やる気があって、学ぶことが好きな人には大チャンス!です。
「うさぎとカメ」の話ではありませんが、
相手は「昼寝をするカメ」のようなものです。
志があって、やるぞ!という若者は、ごぼう抜きで出世するでしょう。
少なくとも、うちの会社ではそういう若者を登用します。
大きな仕事を成し遂げたい若者は、
ぜひBAISOKUの門を叩いてください。
仕事とは何ぞや。生きるとは何ぞや。
私、吉沢が教えます!
◆今日の一言
「人間の可能性を妨げる六つの要因」
人間の可能性を妨げる要因として、
アメリカの心理学者A.H.マズローは次の六項目を挙げています。
1.いたずらに安定を求める気持ち
2.辛いことを避けようとする態度
3.現状維持の気持ち
4.勇気の欠如
5.本能的欲求の抑制
6.成長への意欲の欠如
これはそのまま遺伝子の目覚めを妨げる要因と考えていいでしょう。
村上和雄先生