おはようございます!BAISOKUの吉沢です。
最近、「自身がないんです・・・」という若者に会いました。
何に自信がないの?とたずねると、
「自分に自信がない・・・」
だからどういうところに自信がないのか、どんなところに自信を持ちたいのか、
と、聞いても漠然としていて要を得ない。
こういう人は、「自信」がないのではなくて「自身」がないのではないか。
この自己肯定感の低さはどこから来るのでしょう?
「じゃあ、自信をつけるために何かしたの?」というと
これまたノー努力。
これでは自信などつくはずがない。
問題を抱える教育現場を次々と立て直し、勤務3校目の陸上競技部を
7年間で13回日本一に導いた、生活指導の神様、原田隆史先生の話によると、
自信は「準備力」によって生まれる。
競技で日本一になる生徒は、他の生徒よりもカバンが大きいそうです。
大会前日、ライバルたちが「明日、雨が降りませんように」と
てるてる坊主をさげているのを尻目に、
たとえ降水確率0%でも、スポーツバックの中には、傘、合羽、ホカロン、
着替えの肌着 etc…まさにバックは満タン、準備万端なのだそうです。
万一、何が起こっても大丈夫!という準備力から生まれる安心感が自信につながっている。
こういう選手は、早く試合に出たくてでたくて仕方がないと
ワクワクしている。
仕事も同じ。
「仕事は『段取り八分』」。
仕事に取り掛かるまでにどれだけ準備したか、で勝敗、成否が決まる。
「よーい、ドン!」とスタートを切った時点で勝負はついているということです。
私も、お客さまとの打合せの前やプロジェクトスタートのときなど、
ありとあらゆる準備と予測をしてから臨みます。
仮説を立て、検証し、A案、B案、C案…考えられうる限りの事象を想定し、
万全を期します。
朝、会社にきてから、パソコンを立ち上げ、それから
「今日は何をしようかな」と考えているようではまったくダメです。
「忙しくなくなる法」 で書いたとおり、
前日にやるべきことを書きだして優先順位をつける。
通勤途中は仕事の段取りと、今日一日の仕事の締めをイメージする。
これで格段にパソコンに向かうときの気持ちが変わります。
やってみてください。
自信は自分でつくるもの!
準備の力に応じて自信が持てます!!
仕事力=準備力=自信!
今日も準備万端整えて、システム相談、お待ちしています!
プロの準備力、ご覧ください!!
◆今日の一言
仕事の技術
「仕事は『段取り八分』」といわれるように、
仕事に着手する前にすでに勝負が決まると言ってよい。
BSでは、「朝一(あさいち)ミーティング」と
「AI(アクションアイテム)化」を仕事の基本中の基本とし、徹底している。
作業の(完成形の)イメージを明確にしてからでないと、作業を開始してはならない。
●AIをつくるわけ(帰宅前に明日の仕事を用意する)
「忙しくなくなる法」
1)明日やるべきことを六つ書き出す。
2)どの仕事から片づけるのか、一番から六番までの優先順位をつける。
↓
3)翌日はこの順番で仕事を片づける。これを毎日続ける。
※仕事がはかどり、「忙しい」から解放される。
「仕事の能力というものは、結局はやるべき仕事を認識し、
それに的確な優先順位をつける能力、といえる」