おはようございます!BAISOKUの吉沢です。
ヤフーが、検索サービスと3Dプリンタを組み合わせて、
検索結果を立体物として作製する「さわれる検索」プロジェクトを開始しました。
盲学校に提供して、視覚障害の子供たちが自由に利用できるようにしています。
先日、ニュースでこの映像を見て衝撃というか、感動というか、チクショー俺もやりたかった、
というか、とにかく鳥肌がたちました。
たとえば“さわれる検索装置”に「スカイツリー」という音声をしゃべりかけて入力すると、
15分程度で樹脂製のスカイツリーができあがる。
こどもたちは、それを大事そうに触って
「あ、下の方が三角ぽい、上はとんがってる」とか
初めてスカイツリーを「見て」嬉しそうです。
他にも、カエルとか、車とか、ティラノザウルスとか、子供たちは
初めて見るものに興味津々で、表情が明らかに輝いていました。
手で見て、そして確かに、心の眼でも愛おしそうに見ていました。
ちなみに、このプロジェクトの第一号機が設置されたのは
BAISOKUの近くにある、筑波大附属視覚特別支援学校です。
通勤の行きかえりや、お昼休みにすれ違う、白杖をもった子供たちが
「さわれる検索」で笑顔になっていると思うとまた感慨ひとしおです。
あっぱれ!ヤフー!!
経営的な観点からも、ヤフーはこのサービスを事業化することよりも、
社会課題の解決を優先し、需要を探るという
「インターネットの未来を指し示す新コンセプト」のプロジェクトとして
取り組んでいるとのこと。
先日来このブログで述べてきた「利より信」を地で行っています。
実は私も、ずっと前から「視覚」ということはなぜかずっと心に留めているところがあって
目が見えない人を見えるようにして差し上げたい!と思い続けています。
近年、IPS細胞や、網膜の研究で、ずいぶん現実的な話になってきていますが
私の目の黒いうちに、実現化してもらいたいと切に願っています。
事業を成功させて、たくさんお金を稼いで、研究に役立ててもらいたい。
この「さわれる検索」プロジェクトのようなことを
自分でも提供したい。
真剣にそう考えています。
人間、一生のうちでどれだけ人の役に立てたで、なんぼの人生!
わたしもまずは目の前の人たちの役に立って
高みを目指します!!
◆今日の一言
何かが本当に欲しくてたまらないとき、
突如として思いがけない能力が発揮されることがある。
信念、決意があれば、
私たちが日頃不可能だと思っていることも成し遂げられる。
ジョー・トーリ