おはようございます!BAISOKUの吉沢です。
メジャーリーグ、ニューヨークヤンキースの大選手、
デレク・ジータが今シーズン限りで引退することを表明しました。
会見の席で、
「野球をずっとやることはできない。単純にそろそろ潮時と考えた。
第2の人生を始めたいと感じるようになっただけ」
と説明していました。
若手選手には
「永遠にプレーし続けることはできない。できるだけ楽しむことだ」とも。
ヤンキースでよかった瞬間はどんなときだったかと聞かれて、
「何が一番かというなら、試合に勝ったとき全て」と答えていました。
全身全霊で「勝ち」に行きつづけた人のことばですね!
ソチオリンピック女子フィギュアのキム・ヨナ選手、浅田真央選手も、
各々このオリンピックで選手生活にピリオドを打つ、ということです。
考えてみると、現役でいられる時間というのはごくごく限られている
わけですね。
その中でも、技術的にも精神的にも成熟した時期、というのは
ほんのわずかでしかありません。
スポーツ選手に限ったことではないです。
我々だって、二十代前半で仕事を始めて、やっと一人前になるのが早くても三十手前。
そこから、現役バリバリで、知力体力が充実していて目いっぱいやれるのは
一般的には、そう何十年もやっていられるわけではないですね。
私自身は、51歳になってもまだまだバリバリ知力体力絶好調で
やっています。何より充実しているのは気力です。
なんといっても、私は80歳までは現役で第一線でやる気だからです。
日本の匠と言われる方々は、みなさんご高齢になればなるほど
技が冴え、人間的にも魅力が増してこられるように思います。
わたしもそんな風になるため、日夜研鑚を積んでいます!
◆今日の一言
生きよう今日も喜んで
七十五、六歳から 八十五、六歳までが一番伸びる時だ。
九十歳まで生きないと 本当の人生はわからない
元京都大学総長 平澤興